明るいところにいるほうが近視を抑制する。という話はよく聞くしきちんと研究されて発表された論文もあるようなので「正解」であろうと。
明るいところで過ごすということは瞳孔が小さい状態が続くので瞳孔を小さくする力が鍛えられる。とも言える。ここでは瞳孔を小さくする力が鍛えられれば近視の進行を抑制すると仮定して話をしていく。
欧米人の多くは虹彩の色素が少ないことで目が青い人が一定数いらっしゃる。北欧の人は特に多いそうだ。虹彩の色素が薄いと光が通過するらしい。なので虹彩が青い人は虹彩が黒い人よりも眼球内に光が多く到達しているとも言える。光が虹彩を通過するゆえに眩しいので少しでも光量を減らすために瞳孔を小さくする力が発達するのかもしれない。虹彩の色が薄いと瞳孔を小さくする力が鍛えられ近視の進行が抑制される。と言えるかもしれない。
ちょっとひっかかるのは虹彩の色素が薄い人というのは日照時間が少ない地域に多くいらっしゃるとのこと。
低濃度アトロピンを点眼することで近視の進行を抑制するという治療方法がある。(日本では保険適用外とのこと)。
点眼することで瞳孔括約筋が麻痺することで瞳孔が開きます。瞳孔が開くことが近視の抑制になるというわけです。あれ?さっきと話が逆に感じますよね。
あくまで私の予想ですが、アトロピンにより瞳孔が開く。その状態でも瞳孔を小さくしなければ眩しくて生活できないので、瞳孔を小さくする力が鍛えられるので近視が抑制される。ということだと思います。